いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

奴隷経済とは何か? - ソーシャル乞食としての生き方 -

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家がなくなった経験を通じて獲得した3つの真実についてでも書いたように、私は頻繁に家やお金を失う。そういう星のもとに生まれたのかもしれない。そういう運命(さだめ)を嘆いても仕方ないので、どうせなら楽しもうと思った。そこで生まれたのが「奴隷経済」という考え方です。

奴隷経済とは極めてシンプルで、自分自身を奴隷にして社会に投下する。「坂爪圭吾を自由に使ってください。あなたの奴隷になります。基本的には何でも言う事を聞きます。初回は無料で大丈夫です。面白いなあと思ったら継続的に使ってください。月額1000円とかもらえると超嬉しいです。それで生きていく事が出来るので超嬉しいです」というものです。

仮に100人の女王様(私の利用者)がいれば、月額10万円が私に入る。私は10万円もあればのびのびと生きていける。これはある種の会員制度と似ていて、会員になると特典が与えられる。その特典のひとつが「坂爪圭吾を奴隷にする奴隷権」だ。奴隷券を発行して配布しても良い。女王様は無理のない範囲で坂爪に何かをやるように命令する。私はよだれを垂らしながらその命令に従う。あまりにも無理な場合は申し訳ないがお断りさせていただくが、基本的には「とりあえずやってみようマインド」の名の下によだれを垂らしていきたいと思っている。

これから世の中は大きく変わる。これは間違いない。

今までは、ひとつの企業に属してそこから発生する給料で誰もが生き延びてきた。これが変わる。これからは誰もが複数の収入を持つようになる。ひとりの人間がいくつもの仕事を同時にやるようになる。そのさきがけとしての「奴隷経済」を私は提案したい。働くという言葉には「傍(はた)を楽(らく)にする」という意味もあると言う。自らを奴隷にすることで、ひとりひとりの女王様が持つ具体的でリアルなニーズに応えていく。「誰が何で困っているのか」を自分で考えてもなかなか答えは出ない。実際に具体的な何かで「困っている」「誰かの力を借りたいと思っている」ものを聞き出して実際に自分が奴隷となってその場に赴くことで(あるいは遠隔地からできることでよだれを垂らしていれば)何かが変わるかもしれない。

誰かに応援されるための三か条。 - 「正直者は損をする」社会から「正直者にならないと損をする」社会へ -でも書いたように、これからはお金やヒトやモノの集まり方が変わる。

①【応援】その人を応援したいと思ったから。
②【未来】その人がつくる未来に行きたいと思ったから。
③【ギャグ】何か良くわからないけど、面白いと思ったから。

私の生き方が未来にとって必要なものであれば、誰かが必ず私を助けてくれる。「坂爪を餓死させちゃいけない!」ということになって、少しずつ女王様が増えていくかもしれない。しかし、この試みがまるで未来を感じないものであれば、私はやがて餓死するだろう。

私を応援して欲しい。私が感じる未来のイメージを共有したい。単純に面白がって欲しい。例えば女王様が100人実際に集まった暁には、日本のどこかで「女王様サミット(仮)」を開催してもいい。坂爪を奴隷として使っている人たちが一回結集することで、その場から何か面白い繋がりが生まれるかもしれない。女王様から奴隷へと謎の逆下克上を率先して行う人が現れたりしたら「楽しいカオス」だ。月額1000円は決して高い金額じゃない。誰にでも払える額だと思うし、1000円分以上の働きを坂爪が見せることができれば、それは素晴らしい買い物になる。

取り急ぎ、4月が終わるまではできるだけ多くの人に坂爪圭吾をお試ししてもらえたらと思っている。基本的には新潟にいるけれど、4月13日前後は一週間くらい東京にいます。遠隔地からでも、インターネットがこれだけ普及しているので「サテライト女王様」も募集している。例えば私は日本海から徒歩5分の所に住んでいるので、佐賀県に住む女王様に新潟の日本海の石を郵送で送るということなども出来る。私と文通することも可能だ。何でもありなのだ。

月額1000円でどれだけ多くの人に坂爪圭吾を楽しんでもらえるか、それを実験していきたいと思う。女王様を募集しています。性別は問いません。年齢も問いません。無理難題を押し付けてくる人に限ってはスルーすることもありますが、基本的には「まず、面白がる」マインドでそこから発生するコミュニケーションを楽しんでいきたいと思っています。坂爪圭吾をよろしくお願いいたします。

坂爪圭吾(さかつめけいご)

1985年4月7日生まれ。O型。3人兄弟の末っ子。ジャンケンで負けたことがありません。趣味は読書です。一日に一冊は読みます。ギターが好きです。ジブリ音楽をよく弾きます。V6の岡田君みたいになりたいのですが、会う人会う人に「坂本君だね」と言われます。男性と女性の違いにものすごい興味があります。高校時代は激しく根暗で友達もおらず、灰色のティーンエイジを過ごしました。心が綺麗でどこかぶっ飛んでいる人が好きです。人間なんてみんな変態だと思っています。愛に満ちております。

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